院生室1-Aや院生室2-Aにあるプリンタの設定方法

院生室2-Aや1-Aにあるプリンタの設定方法を書いています。

プリンタの仕様など

項目 名称、概要など
メーカ EPSON ( http://www.epson.co.jp/)
機種 LP-9400R
ページ記述言語 ESC/Page, ESC/P Super,EP-GL
メモリ容量 272MB (16MB + 256MB)
オプション 両面印刷ユニット付き
インタフェース イーサネット (EPSON製(型番:PRIFNW32), UNIX LPR対応)
ホスト名(院生室2-A 手前のプリンタ) insei-prt2a-1.ulis.ac.jp (133.51.10.28)
ホスト名(院生室2-A 奥のプリンタ) insei-prt2a-2.ulis.ac.jp (133.51.10.29)
ホスト名(院生室1-A のプリンタ) insei-prt1a.ulis.ac.jp (133.51.4.66)
ポート名 (LPR) LPT1
トナー LPA3ETC11 ETカートリッジ (15,000枚、標準価格:45,000円)

Windows95/98へのプリンタの追加

これから説明することは、Windows95/98にプリンタを追加する方法です。 HLPRMONというフリーソフトを利用して実現します。

ドライバのインストール

まず、LP-9400のプリンタドライバ(Windows 95/98/Meのもの)をダウンロードし、 インストールします。

HLPRMONのインストール

1. まずフリーソフトHLPRMONをPCにダウンロードしてきます。
     2000年3月11現在http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se048195.html
     からダウンロードできます。

2. lzh形式で圧縮してあるので解凍ソフト(Lhasaなど)で解凍します。

3. setup.exeをダブルクリックしてHLPRMONをインストールします。
     Windows98の場合、
     「このプログラムはWindows98上で実行できますが...
     再設定が必要になるばあいがあります.........」
     といったメッセージのウインドウがでますが、
     このフリーソフトはWindows98にも対応しているので、気にせず
     「アプリケーションの実行」をクリックします。

4. 再起動するかどうか聞いてくるのでOKをクリックして再起動します。
     これでインストール完了です。

プリンタを登録

1. プリンタウィザード
「スタート」メニューの「設定」から「プリンタ」を選択する。
出ているアイコンの内、「プリンタの追加」をダブルクリック。
プリンタウィザードのウィンドウが出現。

2. プリンタの接続先
「ローカルプリンタ」
「次へ」

3. プリンタのモデル
  製造元:「EPSON」
  プリンタ:「LP-9400」

「次へ」

4. ドライバ
「現在のドライバを使う(推奨)」
「次へ」

5. プリンタポートの割り当て
「次へ」

6. プリンタ名
プリンタ名:「insei-2A-1」(院生室2A手前のプリンタの場合)
            「insei-2A-2」(院生室2A奥のプリンタの場合)
            「insei-1A」(院生室1Aのプリンタの場合)
Windowsアプリケーションでこのプリンタを通常使うプリンタに設定しますか?:
「はい」
(注:ここで「はい」にするとデフォルトプリンタになります。
        通常は別のプリンタを使っているのなら、「いいえ」を選択しましょう)
「次へ」

7. テスト
「いいえ」 ← まだプリントアウトできないので絶対に「いいえ」にしてください
「完了」

 insei2A-1(or insei2A-2 or insei1A-1)というアイコンが作成されます。

HLPRMONでの本登録

(ここからの説明は HLPRMONのドキュメントを見た方がわかりやすいかもしれません)
insei2A-1(or insei2A-2 or insei1A-1)
というアイコンにカーソルをあわせ右ボタンをクリックし、
1. メニューを出して「プロパティ」を選択します。
「詳細」→ 「ポートの追加」を選択します。

2.ポートの追加
「その他」→「HLPRMON」
「OK」

3.ポートネームの入力
「insei-prt2a-1:LPT1」(院生室2A手前のプリンタの場合)
「insei-prt2a-2:LPT1」(院生室2A奥のプリンタの場合)
「insei-prt1a:LPT1」(院生室1Aのプリンタの場合)

「OK」

*注) これでできないときは、以下のようにするとできるかもしれません。
  「insei-prt2a-1.ulis.ac.jp:LPT1」

4. 適用
「適用」

5. テスト
「全般」→「印字テスト」

テストプリントがうまく出ているようならOK。

両面印刷、印刷品質、メモリ容量の設定

プリンタ登録が終了したらさらに以下の「プロパティ」設定を行います。 プリンタの「プロパティ」を開いてください。

「基本設定」→「印刷品質」を「はやい」から「きれい」にします。 (「はやい」にしても印刷速度はほとんど変わないからです。)

「環境設定」→「オプション情報を手動で設定」→「設定」で、 「実行メモリ」を272メガバイトに設定、 「両面印刷ユニット」にチェックを入れる。

ここまでは必ず設定するようにしてください。

デフォルトで両面印刷する場合は、 「レイアウト」で、「両面印刷」にチェックを入れてください。


Windows2000/XPへのプリンタの追加

Windows2000 (NT)/XP にはすでに LPR 機能が備わっています。
Windows2000 でLPR機能をインストールするには CD-ROM (だけ) が必要です。

ドライバのインストール

まず、LP-9400のプリンタドライバ(Windows 2000/XPのもの)をダウンロードし、 インストールします。

LPR ポートを準備する

  1. [スタート]-[設定]-[ネットワークとダイアルアップ接続] (XP は[ネットワーク接続])を選択する。 開いたウィンドウで [詳細設定]-[オプションネットワークコンポーネント] を選択。
  2. 「そのほかのネットワークファイルと印刷サービス」をクリックして、「次へ」をクリックする。以降、指示に従ってその項目をインストールする。 (Windows 2000 は Windows2000のCD-ROM が必要です)。

プリンタとして登録する

  1. [スタート]-[設定]-[プリンタ] から「プリンタの追加」を実行する。すると、「プリンタの追加ウィザード」が表示されます。
  2. 「ローカルプリンタまたはネットワークプリンタ」のダイアログでは、「ローカルプリンタ」を選択し、かつ、「プラグアンドプレイプリンタを自動的に検出してインストールする」をオフにする。そして「次へ」を選択。
  3. 「プリンタポートの選択」では、「新しいポートの作成」を選択し、ドロップダウンリストから「LPR Port」を選択する。そして「次へ」を選択。
    注意:この時点で「LPR Port」が選択できない場合は、上で LPR ポートを正しく設定できていません。
  4. すると「LPR 互換プリンタの追加」ダイアログボックスが表示されるので、そこで「サーバの名前またはアドレス」には と入力し、OK をクリックする。
  5. 続いてドライバのインストールダイアログボックスが表示されるので、そこで

以上で手続きは終わりです。「印刷テスト」が正しく実行できたことを確認してください。

両面印刷、印刷品質、メモリ容量の設定

プリンタ登録が終了したらさらに以下の「プロパティ」設定を行います。 プリンタの「プロパティ」を開いてください。

「詳細設定」→「標準の設定」をクリックしてから 「基本設定」→「印刷品質」を「はやい」から「きれい」にします。 (「はやい」にしても印刷速度はほとんど変わないからです。)

「環境設定」→「オプション情報を手動で設定」→「設定」で、 「実行メモリ」を272メガバイトに設定、 「両面印刷ユニット」にチェックを入れる。

ここまでは必ず設定するようにしてください。

デフォルトで両面印刷する場合は、 「詳細設定」→「標準の設定」をクリックしてから 「レイアウト」で、「両面印刷」にチェックを入れてください。

次のページを参考に作成しました。 新しいEPSONレーザプリンタの使用法

UNIXからの使い方

UNIX では通常プリンタとして Postscript 対応のものを前提としたアプリケー ションがほとんどですが、このプリンタ(LP-9400) は Postscript には対応していません。そこ で、高久が管理しているホストで Postscript から変換して印刷するように設定 しているので、そちらを使って下さい。 なお、他のホストからも LPR/LPD プロトコルで印刷できるようにしています。 Postscript の処理は GNU Ghostscript 6.53 で行い、日本語フォ ントは TrueType の正規ライセンスを保有しているものを用いています。
江草由佳 (Egusa Yuka)
http://momiji.mimoza.jp/, yuka@nier.go.jp
$Id$